2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20310147
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田中 仁 大阪大学, 法学研究科, 教授 (60171790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
許 衛東 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (10263344)
三好 恵真子 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (60294170)
竹内 俊隆 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (60206951)
高橋 慶吉 大阪大学, 法学研究科, 准教授 (60456928)
木村 自 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (10390717)
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Keywords | 地域研究 / 東アジア / 学校間交流 / 日中関係 / 国際秩序 / プラットフォーム / 国際研究者交流 / 中国:台湾 |
Research Abstract |
1. 国際研究集会の開催 2010年8月,大阪大学中国文化フォーラムは,第四回「現代中国と東アジアの新環境」国際シンポジウム(近代中国革命と社会変容・国際環境)を〓南師範学院(中国・江西省)で開催した(中国・南開大学歴史学院,台湾・東華大学歴史学系などとの共同開催)。21大学70余名が参加,日本側16報告をふくむ45報告を行なった。 2. 中国で公刊する論文集の共同編集 2009年8月に大阪で開催した第三回国際シンポジウムの成果を中国語論文集『現代中国與東亜新格局・第1輯』(田中仁・江沛・許育銘主編)として公刊するため,収録する各論考42論文の確定と編集作業を基本的に完了した。 3. 『大阪大学中国文化フォーラム・ディスカッションペーパー』の刊行など 17篇をウェブ上で公表した(3月10日現在,http://www.law.osaka-u.ac.jp/~c-forum/box2/discussionpaper.htm)。また『〓南師範学院学報』に掲載する第四回シンポジウムでの日本側7報告の改訂・翻訳作業を完了した。 4. 研究成果の総括 本プロジェクトの最終年度にあたり,中国で公刊する論文集所収の42論文を素材として本プロジェクトの総括を行なった。すなわち,14篇の論考を「グローバル大国・中国を透視する」,「周辺を見つめる」,「日本の立ち位置を凝視する」の三部構成としてまとめ,同時に各部で歴史学と様々なディシプリンとの対話の構造を提示する『共進化する現代中国研究:中国地域研究の新たなプラットフォーム』(田中仁・三好恵真子編)として平成23年度科学研究費補助金<研究成果公開促進費>学術図書に申請した。
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Research Products
(50 results)