2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Expressions and Representations of Modern War : Comparing Literature and Cinema in China, France and Japan
Project/Area Number |
20320039
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese literature
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
NAKAYAMA Akihiko Gakushuin University, 文学部, 教授 (80261254)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | 映像表現 / 言語表象 / 日本近現代文学 / 危機の言説 / 戦争映画 / 戦争トラウマ |
Research Abstract |
(1)第二次世界大戦を中心とする日本の近代の戦争において、国家の危機や民族の存亡の危機といった<危機の言説>が、どんなメディアを通していかに流布し定形化されていったのかを、中国、フランスの場合との比較を通して究明する。 (2)上記の<危機の言説>に対して、戦時下における検閲をかいくぐりつつ、どんな抵抗が文学や映画の表現・表象として生み出されたのか。それを中国、フランスの場合と比較しながら、当時は潜在的なものにとどまった表現にまで目配りして浮上させ、戦後の文学的映画的な表現・表象との関連性において捉え直す。 (3)潜在的なものも含めた抵抗の表現・表象があぶり出す戦争の別の側面、<危機の言説>と連動しつつ広まった戦争の紋切り型のイメージとは異なる性格を明らかにする。
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Research Products
(10 results)