2009 Fiscal Year Annual Research Report
戦前期<外地>刊行の日本文学資料に関する基礎的・総合的研究
Project/Area Number |
20320042
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
木村 一信 Ritsumeikan University, 文学部, 教授 (20105365)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
曽根 博義 日本大学, 文理学部, 教授 (90120493)
池内 輝雄 國學院大學, 文学部, 教授 (20075013)
神谷 忠孝 北海道文教大学, 外国語学部, 教授 (10055171)
竹松 良明 大阪学院短期大学, 国際文化学科, 教授 (30249396)
土屋 忍 武蔵野大学, 文学部, 准教授 (20302200)
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Keywords | <外地>日本語文学 / <外地版>刊行日本語図書 / <外地>刊行の日本語による文学関連書籍 |
Research Abstract |
(1)平成21年5月23日(土)東京・青山学院大学にて平成21年度の科研の研究の進め方について協議。 (2)平成21年9月1日(火)~5日(土)台湾にて実地調査を行う。台湾大学、国立中央図書館台湾分館にて、<外地>刊行の図書(外地版)について、そのリストアップのための調査をした。図書館では、メンバー全員が閲覧カードを作成し、開館より閉館まで架蔵されている戦前期、台湾にて刊行された日本語による文学関連の書籍を網羅的に調査した。その内容、ジャンル、頁数、著者、発行所刊行年月日などを記し、また目次や「前書き」「あとがき」など重要と思われるものはコピーをとった。実質的に2日~4日の3日間をこの作業にあたったが、成果が大いにあがった。参加メンバーは7名。 (3)平成21年10月25日(日)台湾での調査についての各自の報告を行い、それをまとめる作業を研究会を開いて行った。大阪・梅田のホテルの会議室にて。 (4)平成21年12月20日(日)研究会を東京・市ヶ谷にて開催。韓国・高麗大学校より鄭炳浩氏を招き、「朝鮮における日本語雑誌の刊行と日本語文学の形成」と題して講演をしてもらい、それをめぐって質疑応答をした。 (5)平成22年2月26日(金)~3月1日(月)台湾の国立中央図書館における実地調査を3名のメンバーが行った。9月の調査の続き。これにより、台湾における<外地版>書籍目録のまとめのめどが立った。 (6)平成22年3月6日(土)京都・立命館大学において科研研究会を開催。台湾図書館調査報告書と「外地」日本語文学論集の刊行についての打合せを行った。7名が参加した。
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Research Products
(5 results)