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2009 Fiscal Year Annual Research Report

地域(沖縄)の特性を活かした多言語学習用デジタル映像教材の開発と研究

Research Project

Project/Area Number 20320091
Research InstitutionOkinawa University

Principal Investigator

JANET Higgins  Okinawa University, 人文学部, 教授 (70235802)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡邉 ゆきこ  沖縄大学, 人文学部, 准教授 (60320529)
伊藤 丈志  沖縄大学, 人文学部, 准教授 (30341671)
Keywords沖縄 / 英語 / 中国語 / 多言語学習 / 映像辞典 / CALL / 地域密着型 / 語学
Research Abstract

平成21年度は、まず前年度撮影した写真資料の補足を行い、また壺屋地区の街づくりを担当した設計者とのインタビュー(内容自体は前年度調整済み)を実際に収録し、その際あわせて多言語化するよう、英語でのインタビュー、そして中国語での吹き替え作業も行った。壺屋地区については、基本的な辞書機能に相当する部分については、ほぼ完成し、試用を兼ねて、すでに完成している空港地区とあわせて実際に学生に対し運用してみたところ、学習機能をさらに高めるには、どうしてもクイズ機能がなければ十分な効果は認められないことが判明した。本プロジェクトの目的はあくまでも学習プログラム開発にあるという当初の目的からすると、この点は看過することのできない点であると研究グループ内で意見が一致し、これまで作成した空港セクション(出発部門と到着部門)と壺屋セクションのクイズコンテンツの作成に取り掛かった。
クイズコンテンツは、音声を聞いて単語を答える形式のリスニングベースのものと、すでに辞書機能に収録している例文を利用したディクテーションベースのものと2種類のものを用意した。しかしながら、このクイズ機能の追加は予想以上にコストの掛かるものであり、当初の予定よりもかなりクイズ機能を落とさざるを得なかった。ただ、学習機能は格段に向上しており、学習という観点からはかなりの改善が行われたものと考えられる。一方で、予定していた国際通りの辞書機能作成までは予算的に進むことができなかったこともあるが、資料はほぼ出揃っている状態になるので、こちらの作成については平成22年度の活動で完成を予定している。
残念ながら、今年度中に、研究発表を行う機会がなかったが、本プロジェクトは海外でも注目されており、すでに2010年フランス・ボルドーで行われる国際学会で発表することが決定している。最終年度は複数の発表を予定している。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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