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2008 Fiscal Year Annual Research Report

日本と中国、インドにおけるバイオ燃料の将来:空間情報も利用した環境経済分析

Research Project

Project/Area Number 20330050
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

真弓 浩三  The University of Tokushima, 総合科学部, 教授 (40253182)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 谷川 寛樹  和歌山大学, システム工学部, 准教授 (90304188)
佐々木 稔  茨城大学, 工学部, 講師 (60344834)
馬奈木 俊介  横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 准教授 (70372456)
Keywordsバイオ燃料 / 環境経済学 / GIS / エネルギー / 社会メタボリズム
Research Abstract

生態系や社会経済システムに地球温暖化現象が与える影響が近未来に深刻化するとの危惧から、石油や天然ガスに代替可能なエネルギー源の探求が国際的にも急務になりつつあり、代替可能なエネルギー源のひとつとしてバイオ燃料が注目を集めつつある。Giampictroと眞弓(環境経済学とエネルギー分析専攻)はZipfやLotkaならびに
Georgescu-Roegenの先駆的な考察に加えて、最近発展してきた理論生態学におけるる階層理論(Hierarchy Theory)を取り入れた「社会生態系メタボリズムの多階層総合評価モデル」(Multi-Scale Integrated Analysis of Societal and Ecosystem Metabolism(MuSIASEM))を構築し、持続性の諸問題に適用してきた。20年度においては、国別レベルのデータの整理・各階屑に属する変数の基準値の決定・土地情報と技術改善および環境改善を取り入れたMuSIASEMモデルへの改変することを検討した。各研究者の研究実施状況は以下のとおりである。
眞弓:Giampietro教授や谷川・馬奈木と協力し、GISからの情報(インドと中国を中心にして森林バイオマスの変遷と時系列データ)を利用し、谷川のバイオマス成長モデルと馬奈木の将来予測モデルをMuSIASEMに組め込めるかどうか検討した;
谷川:統計情報に基づくバイオマス賦存量,可採量の推計・土地被覆分類図(1km mesh)に基づくバイオマス賦存ポテンシャル量の空間分布のGISによる検討;
馬奈木:李文哲教授とSurender Kumar准教授の協力の下で、バイオ燃料に関係する技術進歩と環境改善および今後に起こりえる影響を分析するため中国・インドでヒアリング・アンケートを実施し、将来予測モデルを構築;佐々木:眞弓と谷川、馬奈木による国別のMuSIASEMモデルに関係するRプログラムの作成とそのビジュアル化の実行およびバイオ燃料のGISデータベースの構築。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Complex systems thinking and renewable energy systems2008

    • Author(s)
      Giampietro, M., Mayumi, K.
    • Journal Title

      Biofuels, Solar and Wind as Renewable Energy Systems

      Pages: 173-214

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2021-12-08  

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