2011 Fiscal Year Annual Research Report
地球環境問題への貢献を視野に入れた情報化効果発現メカニズムの構築に関する研究
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20330058
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| Research Institution | Waseda University |
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Principal Investigator |
三友 仁志 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (00183963)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
実積 寿也 九州大学, 経済学研究院, 教授 (20325690)
太田 耕史郎 広島修道大学, 経済科学部, 教授 (90309617)
須貝 フィリップ 国際大学, 国際経営学研究科, 教授 (40350722)
大塚 時雄 秀明大学, 英語情報マネジメント学部, 専任講師 (50339735)
樋口 清秀 早稲田大学, 国際教養学部, 教授 (30218698)
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| Keywords | 経済政策 / 環境負荷低減 / 地球環境問題 / 行動経済学 / 産業政策 / 評価フレームワーク |
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| Research Abstract |
本課題では、地球環境問題解決のための重要な手段として、情報通信技術と情報ネットワークの利活用に注目し、4ヵ年に渡って総合的な調査研究を行ってきた。具体的な研究対象としては、情報通信技術を用いた環境情報提供と環境保護活動普及の可能性と問題点の検討、情報通信網の普及に関する技術的・制度的課題および公益性の検討、国際的な情報通信網普及に関する問題点の検討などに着目し、事例研究や統計データを用いた検討を行った。このうち、平成23年度では、平成22年度までの研究調査を受けて、以下のような研究課題に取り組んだ。
○情報通信技術を用いた環境情報提供と環境保護活動普及の可能性と問題点の検討
インターネットによる環境情報の提供と人々の環境保護活動に関する研究
○情報通信網の普及に関する技術的・制度的課題および公益性の検討
周波数オークションに関する研究
データ通信に対するユニバーサルサービスに関する研究
携帯電話市場における利用者及び企業の動向に関する考察
○国際的な情報通信網普及に関する問題点の検討
タイにおけるICTが労働生産性与える影響に関する研究
アフリカにおけるICT投資と経済成長に関する研究
サウジアラビアにおける移動体通信の普及に関する研究
タイにおけるブロードバンドサービスの普及に関する研究
タイにおける携帯電話利用端末の乗り換えに関する研究
クラウドサービスの利用が発展途上国の経済活動に与える影響の分析
ソーシャルネットワークが利用者の交友関係に与える影響に関する日韓比較
本年度は、情報通信の普及による環境問題への寄与の世界的波及効果について検討するために、海外、特に発展途上国を対象とした調査研究を行った点に特色がある。
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