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2008 Fiscal Year Annual Research Report

企業内研究マネジメントにおける構想形成のメカニズム探求

Research Project

Project/Area Number 20330081
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

椙山 泰生  Kyoto University, 経営管理研究部, 准教授 (70323467)

Keywords経営学 / イノベーション / R&Dマネジメント / 質的研究 / 創造性 / 企業内研究 / フィールドワーク / シリコンバレー
Research Abstract

企業内研究において研究構想がどのように形成されると,よいプロジェクトになるのか。どのように技術的ブレークスルーが実現し,企業の成長や競争優位の構築に寄与することができるのだろうか。フィールドワークをベースとした質的研究によって,この問いに答えるための概念や理論を生成することが,本研究の目的である.
20年度は,その準備としての関連研究のレビューとそれに関する情報収集,日本企業への聞き取り調査,および北米の研究所における参与観察を実施するための準備をすすめてきた.聞き取り調査は,複数の日本企業を対象として実施した.聞き取り調査の結果は現在分析の途上にあり,21年度の継続される.参与観察の準備としては,実際の参与観察先となる研究機関との信頼関係の構築と具体的な観察のあり方についての打ち合わせなを数回にわたり実施してきた。その結果,北米の著名な研究組織における参与観察を21年度に実施できることが決まった.
このほか,既存理論との比較をすすめるため,理論的な文献との比較を進めるたほか,米国のAcademy of Managementの年次大会への参加を通じて,同じテーマについて研究している研究者の最先端の研究を吸収した。加えて,参与観察を含む質的研究の方法論についても,同じ方法論を採用している研究者と意見交換を実施し,組織論の質的研究において評価の高い,スタンフォード大学のCenter for Work, Technology, and Organizationと,研究上の協力関係を構築した.

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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