2008 Fiscal Year Annual Research Report
医学部・薬学部・看護学部におけるESP教育のためのEラーニング教材の開発研究
Project/Area Number |
20330189
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Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
川越 栄子 Kobe City College of Nursing, 看護学部, 准教授 (80285361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ステイーブン ライアン 聖トマス大学, 人間文化共生学部, 教授 (10257884)
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Keywords | 医学部 / 薬学部 / 看護学部 / eラーニング教材 / 速読 / wpm / 反復練習 / 医療英語 |
Research Abstract |
医師・薬剤師・看護師が急速に進歩する世界の医療情報を英語で素早く入手する事は不可欠であり医療系学部の学生のESP((専門に特化した英語)教育は急務であるが、専門科目の勉強で忙しい医療系学部の学生の英語力向上を図るにはEラーニング教材が最適である。当研究は、医療系学部の学生のためのEラーニング教材を開発することが目的である。平成20年度は下記の事を行った。 1)教材の選択 英字新聞・雑誌・英語ニュースの中から医療ニュースを集めその中から、eラーニングに適切な素材の選定をした結果、下記の目的に合致し、またcopyrightの問題もないVOAのtranscriptが適切であると判断した。 2)教材の作成 1ユニットの構成 (1)(2)の文章に関連する医療知識の説明および用語解説 (2)VOAのtranscriptから選んだ医療ニュースの速読-wpm(1分間で読める語彙数)を測れるようにし、英文速読力を高めるシステムを開発した。 (3)(2)の内容に関するComprehension questions-4択問題5問に答えさせ不正解の問題については再度答えさせ、正解が出るまで何度も答えさせるシステムを開発した。 (4)医療用語-当ユニットに関連する医療用語30〜40語のリストを示し覚えさせる。 (5)医療用語の練習問題-(4)の用語の中から重要な語について5択問題20問をさせ、不正解の問題については繰り返し正解が出るまで解答させる。 上記のユニットを平成20年度は40ユニット作成した。(21年度中に合計70ユニット作成し、基本医療用語2000〜3000語習得できるようにする。) 3)英語力・医療英語力測定-3大学医学部、1大学看護学部において、英語・医療用語の実力テストを実施した。21年度にeラーニング教材を試用しての実力向上度を測るための基礎データとする。
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Research Products
(11 results)