2009 Fiscal Year Annual Research Report
強風下における飛来物による外装材の破壊性状に関する研究
Project/Area Number |
20360255
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
河井 宏允 Kyoto University, 防災研究所, 教授 (60027282)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 敬 京都大学, 防災研究所, 准教授 (00190570)
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Keywords | 強風 / 飛来物 / 外装材 / 破壊試験 / 破壊特製 / ISO / 耐衝撃試験 / 合わせガラス / 合わせガラス |
Research Abstract |
平成21年度は、平成22年度に作成した衝撃破壊性能試験装置を用い、ISO16932に準じたガラスの耐衝撃性能試験を実施し、種々の厚さの普通フロートガラス、強化ガラス、網入りガラスおよびフィルム張りガラスの耐衝撃性能を明らかにした。以下に結果をまとめる。 1.普通フロートガラス(厚さ5~12mm)、強化ガラス(厚さ5~10mm)、網入りガラス(厚さ6.8, 10mm)ともに、ISO規準で定められた全ての加撃体で規定の開口あるいは亀裂が生じ、ISO規準による耐衝撃性能を有しない。 2.合わせガラスでは、ISO規準で定められた加撃体A(2gの鋼球10個を39.7m/sで加撃)に対して、ガラス厚3mm,中間膜0.75~1.5mmおよびガラス厚5mm,中間膜0.75~2.25mmは規定の条件に合格し、ISO規準による耐衝撃性能を有する。また、ガラス厚3mm,中間膜1.5mmおよびガラス厚5mm,中間膜2.25mmは加撃体B(2.05kgの2×4木片を12.2m/sで加撃)による耐衝撃試験に、ガラス厚5mm,中間膜0.75~1.5mmは加撃体C(4.1kgの2×4木片を15.3m/sで加撃)による耐衝撃試験にそれぞれ合格し、ISO規準による耐衝撃性能を有する。 3.フィルム張りガラスは、ガラス厚5mm,フィルム厚さ350μmで加撃体Aによる耐衝撃試験に合格し、ISO規準による耐衝撃性能を有する。
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Research Products
(6 results)