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2009 Fiscal Year Annual Research Report

超高層集合住宅の将来問題に関する建築計画的研究

Research Project

Project/Area Number 20360268
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

服部 岑生  Chiba University, 名誉教授 (40009527)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上野 武  千葉大学, キャンパス整備企画室, 教授 (30312929)
鈴木 雅之  千葉大学, キャンパス整備企画室, 助教 (90334169)
高田 光雄  京都大学, 工学研究科, 教授 (30127097)
齋藤 広子  明海大学, 不動産学部, 教授 (10257529)
Keywords超高層 / 住宅計画 / 建築計画 / 社会コスト / 住宅管理
Research Abstract

同時期に大量建設されている超高層集合住宅ストックが大規模修繕およびその後の更新時期を迎える際に必要と推測される大規模な社会コストを抑えるために、今後予想される社会コストの多寡により、超高層住宅の存在意義を判断するとともに、効果や影響を最適化するための中長期の対応課題を明らかにするために、今年度は以下の研究を行い、成果を得た。
(1)社会コストの概念(種類と体系)の整理とケースタディ
現象的には無関係に見える公共や地域居住者、さらに都市居住者へ影響を含む超高層集合住宅の存在に関わる以下4点の社会コストの概念の整理を行った。(1)建設に伴う都市インフラ整備、電波障害対策、(2)集合住宅建設に対する政策対応による公共の間接的負担、(3)管理費、修繕積立金などの経費、(4)エネルギー消費、ごみなどの社会サービス負担
(2)超高層建築の維持管理、更新の技術課題の整理
超高層建築に関する維持管理の方法を、国内主要不動産業者からヒアリング調査を行うとともに、主要建設業者の技術研究所で開発状態の調査を行う。また、国内の超高層とニューヨークの超高層の事例調査を行い、維持管理、更新の技術課題を整理した。
(3)将来の維持管理に関する建築技術の予測
長年居住による建築の老朽化、居住者および居住特性の変化、不動産価値の変化・陳腐化の推測による要素技術のリストと体系を、超高層集合住宅供給・建設の実績がある不動産業・建設業の関係者のヒアリングとシミュレーションにより予測した。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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