少子高齢化時代の公立文化ホールの配置、建築、運用計画の再構築に関する研究

2010 Fiscal Year Self-evaluation Report

• Project/Area Number: 20360269
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Town planning/Architectural planning
• Research Institution: Nagoya University
• Principal Investigator: SHIMIZU Hiroyuki Nagoya University, 環境学研究科, 教授 (30187463)
• Project Period (FY): 2008 – 2011
• Keywords: 公立文化ホール / 少子高齢化 / 配置計画 / 建築計画 / 活動計画 / 維持管理

Research Abstract

人口減少・少子高齢社会下、再編・再構築の時代に入った公立文化ホールについて、地域計画、建築計画、活動計画の観点を統合した研究を行い、その再編・再生と再活性化のための地域分布モデルや空間・活動プロトタイプの提示、評価項目・基準の作成、維持管理・運営コストの推定を行う。

Research Products

• [Journal Article] 公共施設における開かれた利便供与の枠組みに関する研究:市民吹奏楽団を題材とした考察 (2010)
  • Author(s): 川本直義、清水裕之、村山顕人、大月淳
  • Journal Title: 文化経済学 Vol.7 No.2 Pages: 17-30
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] 滋賀県における市町村合併などの社会的変化が公立文化ホールに与える建築計画上の影響 (2010)
  • Author(s): 番浦悠介, 森田孝夫
  • Journal Title: 地域施設計画研究 第28号 Pages: 73-82
  • Peer Reviewed
• [Presentation] 都道府県立ホールの改修費用の実態調査 1980年以前に開館し、1000席以上の客席数のものを対象として (2011)
  • Author(s): 坂根奨、竹内勇輝、前田明継、藤田怜、勝又英明、本杉省三
  • Organizer: 日本建築学会関東支部2010年度研究発表会、pp.241-244
  • Year and Date: 2011-03-05
• [Presentation] 公立文化ホールの改修実態について-1980年以前に開館した県立クラスホールの改修に関する実態調査その3- (2010)
  • Author(s): 前田明継・手川絵美・勝又英明・藤田怜・本杉省三
  • Organizer: 日本建築学会 2010年度大会(北陸)学術講演会、pp.345-346
  • Year and Date: 2010-09-09
• [Presentation] 公立文化ホールの建築系改修の実態について-1980年以前に開館した県立クラスホールの改修に関する実態調査その4- (2010)
  • Author(s): 藤田怜・本杉省三・前田明継・手川絵美・勝又英明
  • Organizer: 日本建築学会 2010年度大会(北陸)学術講演会、pp.347-348
  • Year and Date: 2010-09-09
• [Presentation] 公立文化ホールの舞台設備系の改修実態について-1980年以前に開館した県立クラスホールの改修に関する実態調査その5- (2010)
  • Author(s): 梅田眞世・前田明継・手川絵美・勝又英明・藤田怜・本杉省三
  • Organizer: 日本建築学会 2010年度大会(北陸)学術講演会、pp.349-350
  • Year and Date: 2010-09-09
• [Remarks] H23.3.11東日本大震災において、沿岸域の公立文化ホールが大打撃を受けている。これらのホールは津波で機能不全に陥ったものと、避難所として利用されているものがある。本研究の当初の目的にはないが、今後、本被災した地域の公立文化ホールの現状を調査し、その復興に向けての提言も行いたい。東北大チームの被災の影響も考慮したい