2008 Fiscal Year Annual Research Report
Web2.0の技術を用いたオンライン症例検討・共有システムの開発と評価
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20390149
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
青木 則明 The University of Tokyo, 医学部附属病院, 特任研究員 (50255270)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木内 貴弘 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (10260481)
辰巳 治之 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90171719)
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Keywords | Web2.0 / 症例検討会 / インターネット |
Research Abstract |
平20年度は、研究計画に従い下記の作業を行った。 1.医療におけるWeb2.0アプリケーションの現状調査 インターネットを利用した症例検討システムの現状調査を行った。 その結果、多くの医療者のコミュニティにおいては従来のオフラインでの症例検討会以外は行われておらず、またメーリングリストや掲示板等の補助的な利用なども全く見られなかった。また、広義の症例検討会としては医師限定のソーシャルネットワーキングサービスにおける匿名の医師同士が掲示板で議論を行う場が見られた。 今後の課題としてこれら両者の中問的存在として(1)オンラインの利便性を確保し、(2)ITリテラシーの低い医療者でも問題なく使用可能で、(3)情報発信者を限定することにより情報の質を確保する、という3点を兼ね備えた仕組みの必要性が示唆された。 2.オンライン症例登録システムの設計 1.の結果に基づき実際のオンライン症例登録システムの画面およびDBの設計を行った。システムは文書および画像ファイル等のアップロード機能・検索機能・ユーザーの権限管理機能等を有す。 システムは平成21年度に実際に開発が行われ、試験運用が開始される予定である。
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