2011 Fiscal Year Annual Research Report
胚性幹細胞および骨髄間質細胞より誘導した神経幹細胞を利用した脳梗塞治療の開発
Project/Area Number |
20390382
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高木 康志 京都大学, 医学研究科, 准教授 (40312227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 淳 京都大学, 再生医科学研究所, 准教授 (10270779)
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Keywords | ES細胞 / iPS細胞 / 脳虚血 / 移植 |
Research Abstract |
平成23年度の研究は以下のように経緯した。(10マウスES細胞をSFEB法で分化させ神経幹細胞のマーカーSOCS1でFAC Ssortingを行い、viabilityや回収効率など至適条件を検討。回収した細胞を脳虚血モデルに移植し腫瘍形成を解析。腫瘍形成能、生存率の改善および細胞の生着と運動機能の改善を確認した。以上の結果は、Lab Invest誌に掲載された。 (2)ips細胞からSFEB法で神経幹細胞を誘導、脳虚血モデルに移植し、細胞の生着と運動機能の改善を確認した。以上の結果はBrain Res誌に掲載予定である。 (3)ES細胞より誘導した神経幹細胞の移植におけるIL-6抗体の影響を解析、IL-6抗体により拒絶反応の抑制、神経分化の促進が起こることを確認した。以上についてはJ Neurosci Res誌に掲載された。
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Research Products
(4 results)