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2008 Fiscal Year Annual Research Report

咬合力による骨組織改造の高精度予測

Research Project

Project/Area Number 20390487
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

魚島 勝美  Niigata University, 医歯学系, 教授 (50213400)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) ステガロユ ロクサーナ  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (10303140)
藤井 規孝  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (90313527)
吉田 恵子  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (90464023)
Keywords歯学 / 骨改造 / 咬合力 / 有限要素法
Research Abstract

本研究の目的は、天然歯およびインプラントにかかる咬合力がそれら周囲の骨構造の変化に及ぼす影響と結果を高精度に予測することが可能であるか否かを検索し、可能であればその予測方法を確立することである。平成20年度はラットのインプラント植立・咬合モデルを確立するために、径1.5mm長さ2mmの純チタン製インプラントを作製し、これに適合するクラウンを用いることでこのインプラントが長期に亘ってラットの口腔内で機能することを確認した。さらにラット上顎臼歯を抜歯後4週間経過し、抜歯窩が治癒した状態の上顎骨と、インプラント埋入直後の上顎骨を取り出し、マイクロCT撮影を行った。このCTデータを3次元有限要素法解析ソフトに入力し、インプラントに対して垂直方向に荷重をかけた場合の応力解析を行った。抜歯後のラット上顎骨は厚み約2mmでそのほとんどが緻密な骨である。その結果、インプラントの周囲の骨より、上顎骨の基部周囲に応力が集中することが分かった。このことはインプラント周囲での骨改造と有限要素法による解析結果との関連性を示すことが難しいことを示している。しかしながら、本研究の目的は、有限要素法による解析結果が実際の骨改造とどのように相関するかを検索することである。目的達成に向けて、大きな問題とはならないと考えられる。今後は、一定期間機能させたインプラント埋入部位に近接する上顎骨基部の骨変化を組織学的に観察し、有限要素法による解析結果との関連性を検索する予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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