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2008 Fiscal Year Annual Research Report

戦略的補綴治療としての補綴前骨増生を手術なしで行う手法の開発とその原理の検討

Research Project

Project/Area Number 20390490
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

鮎川 保則  Kyushu University, 大学病院, 講師 (50304697)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 熱田 生  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (30423487)
荻野 洋一郎  九州大学, 大学病院, 助教 (50380431)
古谷野 潔  九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (50195872)
Keywords補綴前骨再生 / トップダイントリートメント / インプラント
Research Abstract

人工材料を使用せず、自身の骨で骨量を増大する、ドナーサイトを作らず、骨量増大を希望する部位のみで手衛が完結するようにする、の二点を達成しつつインプラント術前骨増生を行うことを目標として本研究を企画した。
ことが肝要であると考えられるが、これまでにはそのような取り組みはほとんどなされていない。本研究は骨移植・骨補填材を使用せず、手術なしで骨を増生させる手法を確立させることを目的として設定した。本年度は、昨年度検討した経皮的に注射可能なキャリアを用いて、in vitroおよび小動物における骨増生効果の検討とそのメカニズムの解析および、大動物への応用を行うことを目的とする。
平成20年度は以下の項目について実験を行った。
(1)経皮的に注射可能なキャリアの検討
本研究で用いるキャリアは、注射器にて注入可能な上、注入時は液体であるが注入後速やかに硬ゲル化あるいは硬化し、かつ体内で徐々に崩壊するものが望ましい。本解析では、アテロコラーゲンゲルとα-TCPの混合物、数種のコラーゲンゲル、アルギン酸プロピレングリロール、PLGAあるいは水溶性ワセリンを種々の配合比でリン酸カルシウム系骨補填材(α-TCP、β-TCP、HA)と混合してキャリアを作製した。キャリアからの徐放性と体内崩壊性については、人工体液に浸漬したスタチン含有キャリアからのスタチン放出量を測定した。その結果、アテロコラーゲンとαTCPの組み合わせ、あるいはPLGAが生体内残存性、スタチン徐放性両方の点で優れていることが示唆された。
(2)in vitroおよび小動物における骨増生効果の検討とそのメカニズムの解析
キャリア自身、あるいはスタチン含有キャリアをラット骨膜近傍に注射し、骨増生効果について検討した注射後2,4週間でラット既存骨より盛り上がるように骨形成が行われ、本物質は骨増生効果を有する可能性が示唆された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Vertical Bone Augmentation with Injectable Statin Delivery System2008

    • Author(s)
      Yohei Jinno
    • Organizer
      4th Scientific meeting of the Asian Academy of Osseointegration
    • Place of Presentation
      広島市
    • Year and Date
      2008-07-19

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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