2009 Fiscal Year Annual Research Report
細菌間シグナル伝達系阻害による口腔バイオフィルム形成阻害剤の開発
Project/Area Number |
20390537
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
竹原 直道 Kyushu Dental College, 歯学部, 特任教授 (00038879)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 明弘 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (20364151)
安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (80244789)
粟野 秀慈 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (20301442)
邵 仁浩 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (10285463)
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Keywords | 細菌間シグナル / クオラムセンシング / バイオフィルム / 口腔細菌 / 阻害剤 |
Research Abstract |
昨年度に引き続き、既知のAI-2の構造を参考にして、その化学構造を改変した構造類似体の作製を行った。これまでAI-2の構造類似体に関する報告はあまりないが、AI-2が4,5-dihydroxy-2,3-pentanedioneにホウ素分子が取り込まれたフラン系分子であることより、フラノン誘導体などのアナログを検索し、候補となるアナログを合成した。この際、候補となるアナログの遊離型はAI-2同様不安定であることが予想されるため、AI-2の場合、o-phenylenediamineと結合させ、安定化を図った。その生成物はLC-MS分析で確認した。 このようにして作製されたアンタゴニストの活性阻害能について検討を加えた。海洋の発光細菌であり、AI-2のレポーター株であるVibrio harveyiはAI-2による発光の制御を行うため、Vibrio harveyiの発光量を測定することによりAI-2の量を測定することが可能である。 そこで、この菌株を用いて、合成したアナログのAI-2活性の阻害能を調べ、阻害活性を有するアナログとして有効であるかについてスクリーニングを行ったところ、いくつかのアナログが候補として出てきた。現在、それらのアナログについてバイオフィルム形成阻害剤としての有効性を検討している。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Rapid LED-based fluorescence microscopy distinguishes between live and dead bacteria in oral clinical samples2010
Author(s)
Masakiyo, Y., Yoshida, A., Takahashi, Y., Shintani, Y., Awano, S., Ansai, T., Sawayama, S., Shimakita, T., Takehara, T.
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Journal Title
Biomed Res. 31
Pages: 21-26
Peer Reviewed
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[Journal Article] Hydrogen sulfide production from cysteine and homocysteine by periodontal and oral bacteria.2009
Author(s)
Yoshida, A., Yoshimura, M., Ohara, N., Yoshimura, S., Nagashima, S., Takehara, T.
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Journal Title
J.Periodontology 80
Pages: 1845-1851
Peer Reviewed
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[Journal Article] The identification of genes specific to Prevotella intermedia and Prevotella nigrescens using genomic subtractive hybridization
Author(s)
Masakiyo, Y., Yoshida, A., Shintani, Y., Takahashi, Y., Ansai, t., Takehara, T
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Journal Title
Peer Reviewed
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