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2010 Fiscal Year Annual Research Report

乳がん患者のサポートグループの効果を高めるプログラム構成と有効性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20390551
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

増島 麻里子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 准教授 (40323414)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡本 明美  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (20456007)
渡邉 美和  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (90554600)
浅井 潤子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (30554597)
吉田 千文  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (80258988)
阿部 恭子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (00400820)
Keywords看護学 / がん看護 / 乳がん / サポートグループ
Research Abstract

本年度は、乳がん手術体験者のためのサポートグループプログラムの短期・長期的な効果の評価研究を以下の3つのステップを経て実施した。
1.文献検討によるプログラム評価方法の選定
【調査1】プログラム参加者を対象とするアウトカム評価
プログラムに参加した乳がん手術体験者への効果を明示することを目的に、短期評価:独自に作成した質問紙を用いて4つの各セッション直後に調査、長期評価:プログラムの目的に見合う既存の質問紙の設問を含む107~116項目から構成される質問紙を用いてプログラム開始前から終了1年後までの5つの時期に評価する。
【調査2】プログラム運営者を対象とするプロセス評価
プログラムの運営スタッフの役割と機能を明示することを目的に、各セッション直後にインタビューガイドを用いたグループインタビューを行う。
2.プログラム介入の質の担保に向けた準備
プログラムの目的や具体的方法を記した手引きを作成して運営スタッフ26名に配布し、全スタッフがプログラムの内容を理解して同質のプログラムを提供できるようにした。また、プログラム参加者同士がグループで話合う際に機能するファシリテーターの質向上を目的に、乳がん患者に焦点化したロールプレイによるファシリテーター研修会を独自に考案し、研修を行った。
3.プログラムの短期・長期的な効果の評価研究の実施
【調査1】プログラムは、(1)平成22年9月~、(2)平成23年2月~の計2クール開催した。対象者は、プログラム申込者21名のうち研究参加に同意した17名、平均年齢47.5歳、術式は乳房切除術12名、乳房温存術5名、平均術後期間は1クール目:4.6ヶ月(med=3)、2クール目:30.1ヵ月(med=16)であった。データは、現在、量的および質的に分析中である。
【調査2】上記2クールのプログラムの運営に関わったスタッフのうち、研究協力の得られた延べ63名を対象にグループインタビューを行った。現在、データは質的帰納的に分析している。

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Published: 2012-07-19  

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