2009 Fiscal Year Annual Research Report
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20390556
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| Research Institution | University of Hyogo |
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Principal Investigator |
野並 葉子 University of Hyogo, 看護学部, 教授 (20254469)
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| Keywords | 糖尿病患者 / ケアリング / エンボディメントケア / 病気 / 生活 |
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| Research Abstract |
本研究は糖尿病患者へのエンボディメントケアモデルの実用化への検討を目的としている。本年度は、糖尿病患者へのエンボディメントケアの「身体の理解を深めるケア」「身体への信頼感を取り戻すケア」「新しい対処法(生活習慣)を身につけるケア」の看護介入プロトコールの具体的な内容の検討と、実践共同体を作っていくためのワークショップを実施した。結果、介入プロトコールの検討では看護者の姿勢、問いかけ、手の動き、患者の反応を捉える視点からケアを構造化しそれぞれのプロトコールを具体化し、洗練させていった。また、実践共同体を作成していくため、Community of Practiceの理論について研究メンバーで勉強会を開催するとともに、糖尿病患者への看護を実践している看護者を対象とした交流集会(日本糖尿病教育看護学会第14回学術集会)および「糖尿病患者へのエンボディメントケア」ワークショップをそれぞれ開催した。次年度に向けて、実践家の育成を行いながら、実践共同体を作り上げていくための具体的な育成・教育プログラム(教育コンテント並びに方法)の検討および、実践コミュニティをどのように発展させていくかについての検討が課題として残った。次年度は、本年度に具体化したエンボディメントケアの4つのプロトコロールの実用化を図り精錬させていくことならびに、実践コミュニティの発展のためのプログラムの開発及び実践家育成のための教育方法を構造化していくことを目的する。
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