2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20390556
|
Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
野並 葉子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20254469)
|
Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
|
Keywords | エンボディメントケア / 糖尿病患者 / 学習支援モデル / 実践家の育成 / 実践共同体 |
Research Abstract |
本研究の目的は、「糖尿病患者へのエンボディメントケア」モデルの有効性の検討および、Community of Practice の手法を用いたモデルの実用化への検討を行うことである。平成24年度は、平成23年度に引き続き、Community of Practice の考えを用いて、「糖尿病患者へのエンボディメントケア」モデル及びプロトコールを用いて、実践家を育成するための学習支援プログラムの有効性について検討を行った。 「1.実践共同体の育成」 実践共同体の育成に関して、平成23年度まで兵庫県立大学を拠点に行っていたワークショップを、関東地域にも広げ、6回を1クールとしたワークショップをのべ5日間ずつ、関東・関西地域で行った。関東では新しく17名、関西では15名の実践メンバーが誕生し、「糖尿病患者へのエンボディメントケア」モデルを開発した15名のコアメンバーを中心に「糖尿病患者へのエンボディメントケア」モデルの技術移転を行った。これにより、実践共同体は計83名のコミュニティへと発展した。 「2.学習支援プログラムの有用性の検討」 学習支援プログラムの有用性の検討を行うため、ワークショップの開催時にフォーカスグループインタビューを計12回行い、データ収集した。データ分析は、平成23年度に行ったフォーカスグループインタビューの内容を中心にどのように実践家が育成されたか、どのように共同体が成長したか、質的データを分析し、知識の獲得、学習の軌道、コミュニティの発展の3つの視点から学習支援プログラムの有用性の検討を行った。ワークショップを重ねる毎に共同体の理解が進み、コミュニティへの参加の仕方に変化がみられ、洞察が生まれ「コミュニティが発展」していくプロセスが明らかになった。 「3.成果発表」 国内の2学会で成果発表した。エンボディメントケアの具体的なプロセス学習用のVTR撮影を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(4 results)