2008 Fiscal Year Annual Research Report
生活習慣病予防に対する保健指導の横断的な質の評価-評価指標と方法の開発
Project/Area Number |
20390571
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
荒木田 美香子 International University of Health and Welfare, 小田原保健医療学部, 教授 (50303558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
巽 あさみ 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90298513)
綾部 明江 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (10316127)
金川 克子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (10019565)
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Keywords | 特定保健指導 / プロセス評価 / heiQ / バリアンス分析 / クリニカルパスの応用 |
Research Abstract |
1.目的:本研究の目的は、成人を対象とした生活習慣病改善及び予防における複数の保健指導の質を横断的に評価するための評価指標と評価方法を開発することである。具体的には、評価指標として保健指導の対象者の健康管理能力を包括的に把握するHealth Education Impact Questionnaire(以下、heiQ)の日本語版の標準化を行い、さらに評価方法として、クリニカル・パスで使用しているバリアンス分析手法を活用して、保健指導の過程の検討・改善する方法の開発を行なう。 2.ホ年度の成果:本年度はまず、返球で使用するHealth Impact Questionnaire (heiQ)の妥当性・信頼性を検討するための調査を250人の40歳以上の男女を対象に実施した。また、うち130人にはretestを行い、実施に値する結果を確保した。また、特定保健指導開始前の生活習慣や健診データとheiQの関係性を検討し、関係性を見出した。 研究に協力していただける特定保健指導実施機関の開発を行った。その結果、日本看護協会の他、4市町4事業所、延べ1800名の特定保健指導例を確保できた。しかし、多くの機関で特定健診及び特定保健指導の実施が遅れたため、初回の特定保健指導の終了は平成22年7月頃までずれ込む予定である。同時に保健指導のプロセスを記載し、保健指導のOutcomeと検討するための記録表をエクセルで作成し、研究代表者が運営するホームページにアップし、無料公開を行っている。また、クリニカル・パスへの活用を想定した保健指導記録用紙も作成し、希望者には無料提供している。
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