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2008 Fiscal Year Annual Research Report

疫学・保健統計学教育におけるミニマム・エッセンシャルズの設定と教育方法の改善

Research Project

Project/Area Number 20390573
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

猫田 泰敏  Tokyo Metropolitan University, 人間健康科学研究科, 教授 (30180699)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 斉藤 恵美子  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (90251230)
村田 加奈子  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 助教 (70381465)
入江 慎治  昭和大学, 保健医療学部, 講師 (90433838)
原 正一郎  京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (50218616)
Keywords疫学 / 保健統計学 / 教育方法 / ミニマム・エッセンシャルズ
Research Abstract

1.内外の看護に関連する疫学及び看護学生用の統計学の著書を収集すると共に、関連するHP上の情報及び関連文献を収集し、研究目的に関連し、看護の立場から検討すべき課題について実証的に分析・整理する作業に取り組んでいる。
2.諸外国の看護系大学等の現地調査として、英国のKing's College London及び米国のUniversity of California、San Franciscoの看護学部を訪問した。両校とも統計学の教授方法ではPBLの活用や課題作り等に特徴がみられたが、疫学という科目はなかった。英国・米国の他看護系大学のHPによる調査結果からも、学部において疫学という科目設定は、英国では見あたらず、米国では一部の大学で設定されているにすぎなかった。その内容に相当する科目として、EBN、量的看護研究法等の科目が教授されていた。また、米国での研究者との討論で、「疫学と量的研究法は同じもの」という発言をし、これまで研究者の心中で未整理だったものが一つの明確な研究課題として意識化されたことは大きい成果だった。特に米国の研究者からは、疫学、統計学講義で使用している貴重な相当量のスライド及び関連するシラバス等を入手することができた。
3.わが国の看護系大学としては、大分県立看護科学大学及び福岡県立大学看護学部を現地調査し、疫学・保健統計学のミニマム・エッセンシャルズの設定で考慮・検討すべき事項、教育方法、教材、教育上の工夫等についてヒアリングを行った。また、両校において講義スライド及びシラバスを収集した。
4.教育学におけるミニマム・エッセンシャルズ設定に関する研究状況や統計学の効果的な教育方法に関する研究成果の現状について、教育学研究者との交流を通じて把握し、今後も継続する予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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