2010 Fiscal Year Annual Research Report
戦時期南満州鉄道沿線の社会変容に関する史料調査研究
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20401025
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| Research Institution | Niigata University |
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Principal Investigator |
芳井 研一 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (90092634)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井村 哲郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, フェロー (50303095)
広川 佐保 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (90422617)
兒嶋 俊郎 長岡大学, 経済経営学部, 教授 (90225433)
塚瀬 進 長野大学, 産業社会学部, 准教授 (80319095)
小林 元弘 新潟国際情報大学, 情報文化学部, 准教授 (80339936)
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| Keywords | 南満州鉄道 / 中東鉄道 / 社会変動 / 人口移動 / 東北アジア |
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| Research Abstract |
本年度は、中国長春市の吉林省社会科学院満鉄資料館において研究課題に関する調査活動を実施すると共に、新潟大学で直接関連する研究テーマに関する国際ワークショップを開催を支援し、問題点等を検討した。また資料収集の成果に基づいた研究論文をまとめ公表するとともに、調査により収集した資料を編集して資料集を刊行した。
9月と3月に、中国長春市で吉林省社会科学院満鉄資料館所蔵文書の調査を実施した。研究課題に関する所蔵資料について閲覧した。戦時期の南満州鉄道沿線の社会変容に関する資料を集中的に調査した。当館にも一部が所蔵されていた戦時期の南満州鉄道株式会社東京支社調査室の東京時事資料月報について編集作業を行い、本年度末に不二出版より資料集として刊行した。また9月には、大連大学・遼寧師範大学・吉林大学において、関連資料調査を実施した。
11月には、新潟大学において開かれた国際ワークショップ「日中戦争の深層」の開催を支援し、本研究課題に関連した研究報告を本科学研究費のメンバー3人が行った。これらの成果は『環東アジア研究センター年報』6号と『環日本海研究年報』18号に掲載した。このような本年度の成果を前提として、今後の本研究の方向性について検討し、次年度の調査研究に生かすこととした。
以上の資料調査や国際ワークショップにおける報告・議論を踏まえて、研究成果の一覧に記載したような、いくつかの研究成果をまとめ公表した。
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