2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Rural Society of Taihu Lake Basin and Fieldwork in Modern China
Project/Area Number |
20401028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Asian history
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Research Institution | Hiroshima University (2011) University of Hyogo (2008-2010) |
Principal Investigator |
IZURU Ota University of Hyogo, 経済学部, 准教授 (10314337)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | 中国近現代史 / 江南デルタ(太湖流域) / フィルドワーク |
Research Abstract |
本年度・平成22年度まで、研究代表者(太田出)、連携研究者(山本英史、稲田清一、小島泰雄・佐藤仁史)、研究協力者(吉田建一郎、長沼さやか、宮原佳昭、横山政子)、外国人協力者(侯楊方・呉滔)が協力し、夏季・冬季を中心に太湖流域農村現地調査を実施してきた。 主な調査村は上海市青浦区の広富林村・王家村・陳家村・大長浜村で、解放後の土地改革、集団化、漁業改革、水面権、集団化期の生活(公共食堂、託児所)、漁民と信仰(民間信仰、天主教)、基層社会の藝能(宣巻、賛神歌、山歌)、日本住血吸虫病(血吸虫病)、農村の副業・工業化、民間文化の復興、伝統中国期農村の互助(頼母子講)、農漁村の地縁・血縁組織などについて老農漁民からヒアリングを実施しており、今後も継続していく予定である。また、当研究課題の重要な試みの一つであるGPSによる測量は様々な難問に遭遇しながらも、一部を実施にうつしており、今後状況を勘案しながら進めていきたいと考えている。
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Research Products
(13 results)