2008 Fiscal Year Annual Research Report
社会主義と移行期の東欧における生産アーキテクチァの3段階進化仮説実証に関する研究
Project/Area Number |
20402018
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
田中 宏 Ritsumeikan University, 経済学部, 教授 (10163560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲葉 和夫 立命館大学, 経済学部, 教授 (70117000)
家本 博一 名古屋学院・大学, 経済学部, 教授 (20148290)
池本 修一 日本大学, 経済学部, 教授 (50287570)
大石 達良 高知大学, 人文学部, 准教授 (00223719)
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Keywords | 生産アーキテクチュア / 東欧 / 社会主義 / 体制転換 / 進化 / 製造設計 / 日系企業 |
Research Abstract |
「社会主義と移行期の東欧における生産アーキテクチュアの3段階進化仮説に関する研究」はその第一段階として以下の点を行った。 1、生産アーキテクチュアに関する資料・文献の収集を行った。2、生産アーキテクチュアの調査活動の準備に関して東京大学モノづくり経営研究センターの訪問(7月25日)と藤本隆宏先生による指導。ポイントは工学系専門家のアドバイスが必要なこと、東欧の諸工場でどのようにして製造の設計図が準備され、それが消化され、製造に至っているかを確認することが必要。3、研究のアウトラインについて京都大学経済研究所で4月26日題目「Evolutionary Development of Enterprise and Production Organization in Hungary under Transformation」を報告。4、英文論文を完成させてEuropean Association for Comparative Economic Studies Asian Workshop in Kyoto (February 26-27^<th> 2009)に提出、'How has the production architecture been evolving under transformation in Hungary?'を英語で報告。5、日本進化経済学会第13回全国大会(岡山大学)で完成した英文論文に基づき、同名の論題で日本語報告を行う。6、大石は8月28日-9月6日に、ハンガリー・チェコ・ポーランドで日系電気機械企業4社およびジェトロ事務所2社を対象に調査。家本は2009年2月8日〜17日にかけて、ポーランドのワルシャワとヴロツワフの2都市で日系、韓国系、独系、米系の自動車・電気機械製造及び同販売の4社を調査、労働・社会政策省(経済分析・予測部と労働市場部)、CASE労働経済研究グループの専門家、研究者らと面談。田中は8月27日〜31日モスクワで欧州比較経済体制学会に参加して、研究協力者と研究内容についての議論と調査協力について打ち合わせを行う。
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Research Products
(8 results)