2010 Fiscal Year Annual Research Report
自動的部分情報抽出方式に基づく知識Webアプリケーションの連携・統合法の研究
Project/Area Number |
20500026
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
徳田 雄洋 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (30111644)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野呂 智哉 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (80401553)
|
Keywords | Webアプリケーション / Webサービス関数 / モバイルアプリケーション / 統合・連携 / 部分情報抽出 |
Research Abstract |
Web上のWebサービス関数を連携統合する目的で広く使われる手法に手動プログラミングに基づくWebサービス統合技術がある。またWebサイト上の時間的あるいは空間的に一連と考えられるWebページの必要部分の情報を、手動プログラミング、あるいは手動プログラミングなしに、取得する技術に部分情報抽出がある。 本研究では、我々の研究グループが開発した手動プログラミングなしに部分情報抽出を行う方法に基づき、総合的な連携統合技術を開発することに成功した。 すなわち、プログラミングなしに、宣言的記述を用いて、Webアプリケーション、REST型Webサービス、スマートフォンのアプリケーションを柔軟に連携統合することが容易に可能となった。 例えば、スマートフォンを用いて、洋書のISBN情報のバーコードをカメラで読み取り、対応する書名をネット書店の検索から取り出し、さらに対応する書評を書評サイトから得る連携統合アプリケーションを容易に記述して生成できるようになった。 研究成果は、米国、フィンランド、オーストリアの国際会議において、成果発表を行い、多くの参加者から高い評価を得た。デモは代表的なスマートフォンであるAndroidスマートフォンを用いて、Web上の各種WebアプリケーションとWebサービスを連携統合する興味深い実例をいくつか示すことによって行った。
|
Research Products
(5 results)