2009 Fiscal Year Annual Research Report
階層型セルラ・ネットワークの最適チャネル割り当て法の開発
Project/Area Number |
20500066
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
増山 博 Tottori University, 工学研究科, 名誉教授 (30034391)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹間 俊彦 鳥取大学, 工学研究科, 助教 (80362896)
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Keywords | チャネル割り当て / 総チャネル数 / 最適化問題 / マイクロセル / マクロセル / 仮想ネットワーク |
Research Abstract |
今年度の交付金は40万円であった。これを、研究代表者と研究協力者で折半して、国際会議出席(英国、韓国)及び国内出張の費用に充てた。研究目標の欄で記載した研究目標(2)仮想ネットワークにおいて、シミュレーション実験を行うを達成するために、次のように計画を立て、成果を得た。 今年度のチャネル割り当ての最適化の課題は、端末の移動、各端末のランダムは呼の発生と消滅というダイナミックな変動の下での最適化を検討することであった。呼の発生と消滅を確立の期待値で与えて、ダイナミックな変動を設定して、3種の通信プロトコルであるNo Repacking、Always Repacking 及び RoD法における通信サービス量を実験値として求めることが出来た。通信サービス量の評価基準となるのは接続率である。これは、(1-新規通信失敗率-ハンドオフ失敗率)×100%、として定義した。各端末への新規呼び出し確率の期待値はポアソン分布とした。これにより、(マクロセルチャネル数/マイクロセルチャネル数)の比率が幾らのときに、総チャネル数がボトルネックになるかを実験値として得ることができた。 上記の一部の成果は、The First International Workshop on Mobile & Wireless Networks MoWiN-2009での国際会議資料として3件発表した。残りの成果は、平成22年度においていずれかの国際会議において発表すべく準備中である。
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Research Products
(6 results)