2009 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタスデータベース仮想化技術によるデータ利用の効率化に関する研究
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20500095
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
澤本 潤 Iwate Prefectural University, ソフトウェア情報学部, 教授 (50438082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
和田 雄次 東京電機大学, 情報環境学部, 教授 (30366398)
加藤 貴司 公立大学法人岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (20323115)
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Keywords | マルチデータベース / 仮想化 / データマイニング / マルチエージェント / P2Pネットワーク |
Research Abstract |
平成21年度は、マルチデータベース仮想化技術の研究とデータマイニングエージェン?ト技術の研究を平成20年度の成果を踏まえで継続した。その研究目標に対する具体的な研究成果は以下の通りである。 (1) マルチデータベース仮想化技術の研究:マルチデータベース仮想化DBMSのプロト?タイプ作成および評価を主に進め、合わせてマルチデータベースにおけるセキュリティ?方式の研究として、仮想DBのバックアップ・リカバリ方式を検討した。マルチデータ?ベース仮想化DBMSの方式設計に基づき、主要機能である、スキーマ変換機能およびクエリ変換機能について、同種・異種データベース(RDB、XMLDB)を対象にプロトタイプ作成?をおこない提案方式の一部動作確認を行うと伴に仮想化DBMS統合へ向けた課題の抽出を行った。 (2) データマイニングエージェント技術の研究:同時に、データマイニングエージェ?ントがマルチデータベースの中からデータマイニングに必要なデータベースを動的に選?択し、そのデータベースを組合せる方式の設計、プロトタイプ作成を継続して行なった。具体的には、P2Pオーバレイネットワーク上での分散ネットワーク環境において分散ハッシュ方式に基づき、動的にユーザにとって関心の高いデータを検索して組み合せ提示する方式のプロトタイプ開発および基本的な評価を行なった。尚、この一環として、マルチデータベース仮想化技術とデータマイニングエージェント技術を融合する為の事例についても検討を行い、プロトタイプ化の準備を進めた。
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Research Products
(11 results)
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[Presentation] 異種データベースの仮想化技術2009
Author(s)
渡辺裕太, 菖蒲佳右, 和田雄次, 澤本潤, 加藤貴司
Organizer
第8回情報科学技術フォーラム (FIT2009)
Place of Presentation
東北工業大学 八木山キャンパス
Year and Date
2009-09-02
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