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2010 Fiscal Year Annual Research Report

「ケータイのディスプレイを見る行為」における非言語コミュニケーションの役割調査

Research Project

Project/Area Number 20500227
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

中村 隆志  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (60264967)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大江 宏子  横浜国立大学, 経営学部, 教授 (70456333)
Keywords携帯電話 / ケータイ / 非言語コミュニケーション / モバイル
Research Abstract

本研究フロジェクトの最終年度である22年度は、これまでの調査・研究のまとめになる論文("もうひとつの非言語コミュニケーション「ケータイのディスプレイを"見せる"行為」,情報文化学会誌)を執筆・刊行すると共に、モバイルコミュニケーションの研究者と共にシンポジウムを開催した。
22年度に発表した論文は、前年度までに行った多くの調査結果を総合した内容になっており、「ケータイのディスプレイを"見せる"行為」が人と人をつなぐ新しい機能と役割を獲得しつつあることを指摘する。また、この行為は時間的に先行していた非言語コミュニケーションとしての「ケータイのディスプレイを"見る"行為」と強く関連しており、互いに影響を与え合いながら人々の日常生活の中に根付きつつあることを発見的かつ実証的に指摘している。
上記のような知見を総合すべく、2010年11月、東京大学山上会館においてシンポジウムを開催し、モバイルコミュニケーションに関する議論を行った。本プロジェクトの研究分担者である大江宏子を座長として、研究代表者の中村隆志が基調講演を行い、東海大学の河井孝仁氏、慶應義塾大学の天笠邦一氏、実践女子大学の松下慶太氏の3者をバネラーに招き、現代のモバイルツールを用いたコミュニケーションについての知見を総合した。このシンポジウムについては、年一回のペースで継続的に行っていくことをメンバー間で合意しており、今後のモバイルコミュニケーション研究の発展が期待される。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] もうひとつの非言語コミュニケーション「ケータイのディスプレイを"見せる"行為」2010

    • Author(s)
      中村隆志・大江宏子
    • Journal Title

      情報文化学会誌

      Volume: 17-1 Pages: 11-18

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 90年代後半以降の恋愛ドラマにおけるケータイ利用とその分析2010

    • Author(s)
      中村隆志
    • Organizer
      情報文化学会
    • Place of Presentation
      東京大学 山上会館
    • Year and Date
      2010-11-20

URL: 

Published: 2012-07-19  

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