2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20500384
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
太田 聡史 The Institute of Physical and Chemical Research, 情報解析技術室, 専任研究員 (30391890)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉木 淳 独立行政法人理化学研究所, 実験動物開発室, 室長 (40212310)
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Keywords | 突然変異マウス / 骨格モデル / 歩行データ |
Research Abstract |
事前に取得しておいた実験用突然変異マウス歩行データを4個体分ポストプロセスし、さらに異なった大きさの実験用マウス間で比較できるよう、移動距離の標準化を行った。多量のデータを一括して処理するためデータフォーマットを定め、統計処理及びグラフ表示を行うためのソフトウェアを開発した。これらのソフトウェアを用いて実際の歩行データを処理し、突然変異マウスと通常マウスの間の、歩行における特徴的な差異を検出した。この結果を日本神経科学学会で発表した。左右後肢の歩行データをポストプロセスし、後肢筋骨格モデルににマップすることを試みた。マウスの全身骨格モデル(ただし尻尾は除く)を、専用ソフトウェアを用いて実装した。関節定義は、解剖学的観点からヒトモデルに準じた。脊椎は数多くの自由度を持つため、そのまま実装したのではパラメータの数が多くなり過ぎる。モデルを扱いやすくするため、回転・移動にともなう代表的なパラメータの変化を、多数の脊椎(脊柱)間で分配できるようにした。胸郭は複雑な構造を持ち、数多くの部品で構成されている。肋骨、肋軟骨、胸骨の3つのグループに分け、扱いやすくした。筋肉モデルの開発に備え、共同研究者と今後の方針について詳細な協議を行った。骨格ポリゴンデータと関節定義情報を、筋肉モデルを開発するためのソフトウェアに読み込ませ、試験的に運動データかマップした。詳細な解析を行うための準備を開始した。
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