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2008 Fiscal Year Annual Research Report

運動の再建における姿勢最適化トレーニングの効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 20500460
Research InstitutionTohoku Bunka Gakuen University

Principal Investigator

藤澤 宏幸  Tohoku Bunka Gakuen University, 健康社会システム研究科, 教授 (20316425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 武田 涼子  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 准教授 (10316432)
鈴木 誠  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助教 (90382697)
吉田 忠義  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助手 (20445117)
梁川 和也  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助手 (00453358)
Keywords最適化 / 姿勢 / 運動学習 / ファンクショナル・リーチ / 教示 / internal focus of attention / external focus of attention
Research Abstract

姿勢最適化トレーニングのモデルとしてファンクショナル・リーチ(FR)を用いて、最適な姿勢を言語教示する場合のinternal focus of attention(IFA)とexternal focus of attention(EFA)の効果を明らかにすることを目的として研究を行った。IFAは自己の身体に注意を向けさせるものであり、EFAは身体の外部に注意を向けされるものである。先行研究においては、EFAの方がIFAよりも運動学習への効果が高いと報告されている。しかし、我々は指導者が最適な姿勢や運動方法を十分に知っている場合にはIFAの方がより効果的な場合もあると考えている。そこで本研究では、IFAとしては関節運動に、EFAとしてはリーチ動作によって押すバーの動きにそれぞれ注意を向けさせ、運動学習に対する効果を比較することを試みた。
5日間のトレーニングの結果、FR距離(踵から指先までの水平距離)は保持テストを通して、両群で有意に増加した(p<0.01)。また、練習初日にIFA群のFR距離の増加量はEFA群よりも有意に大きくなった(p<0.0l)。しかし、IFA群の顕著な増加は持続せず、保持テストにおいて両群の増加量に差はなかった。
本研究の結果、これまでの報告とは異なり、IFAはEFAよりもパフォーマンスに即効的な効果のあることがわかった。しかし、最終的な運動学習の効果としては両群に差はなかった。今後、IFAと適切な外在的フィードバックとの組み合わせにより、運動学習に対して効果的な練習方法の検討が必要であると考えられた。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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