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2008 Fiscal Year Annual Research Report

高位頚髄損傷における呼吸機能および横隔膜への影響

Research Project

Project/Area Number 20500473
Research InstitutionKio University

Principal Investigator

今北 英高  Kio University, 健康科学部, 教授 (00412148)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森山 英樹  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (10438111)
金村 尚彦  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (20379895)
Keywords頸髄損傷 / 横隔膜 / 呼吸応答 / ラット
Research Abstract

本年度は研究計画に従って,実験設備を整備し、デモンストレーション実験の実施、頸髄損傷モデルの作製、分析項目である呼吸筋活動記録および分析、呼吸流量の測定、免疫組織化学実験手技の確立に関して以下のとおり実施した。
(1) 実験設備の整備
本年度設備備品費として計上していた顕微鏡蛍光装置一式および動物用パルスオキシメーターを予定通り購入した。なお、動物用パルスオキシメーターとして計上していた製品はデモンストレーション製品を借用し、測定したところラットでは安定した酸素飽和度が測定困難であったため、異なる製品を購入した。
(2) デモンストレーション実験
測定機器のデモンストレーションとして片側横隔神経切除モデルを作製し、筋電計を使用した呼吸筋活動(横隔膜筋活動)の測定、差圧トランスデューサーを使用した呼吸流量および呼吸数の測定、本年度購入した動物用パルスオキシメーターを使用した動脈血酸素飽和度の測定を実施した。データとしてほぼ安定した値を測定できるようになった。また、頸髄損傷モデルは研究分担者である森山氏の指導のもとほぼ作製可能となった。
(3) 免疫組織化学手技の確立
研究分担者である金村氏の指導のもと抗PGP9.5を用いた免疫組織化学は実施可能となった。また、顕微鏡蛍光装置一式を購入後、Fluoro-Goldを用いた逆向性トレーサを用いた実験もデモンストレーション実験として実施した。今年度および次年度にてより確実に実施できるよう確立する予定である。
平成21年度は頸髄損傷モデルを作製し、呼吸筋活動の測定、パルスオキシメーターでの動脈血酸素飽和度測定、呼吸流量の測定を実施し、頸髄損傷における損傷部位と呼吸機能の関係を分析し、検討を行う。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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