2010 Fiscal Year Annual Research Report
阿波踊りを活用した健康体操の開発とその機能・効用に関する研究
Project/Area Number |
20500597
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
田中 俊夫 徳島大学, 大学開放実践センター, 教授 (00263872)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中屋 豊 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (50136222)
勢井 雅子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (00346595)
高田 信二郎 徳島大学, 病院, 准教授 (20284292)
松浦 哲也 徳島大学, 病院, 講師 (30359913)
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Keywords | 阿波踊り / メタボリックシンドローム / 肩こり / 腰痛 / エネルギー消費 / 健康体操 / 郷土芸能 |
Research Abstract |
研究最終年度である平成22年度は、平成20年度の研究で制作した目的別バージョンの続編ともいえる3バージョンを制作した。健康上の愁訴としてもっとも回答率の高い肩こりと腰痛の改善を目的とした「肩こり・腰痛解消編」、短時間で楽しみながらエネルギー消費を図る「プチエネルギー消費編」、2人組でスキンシップを深めながら阿波踊りを楽しむ「フレンズ編」である。これで本研究により制作した新バージョンは計5バージョンとなり、体操時間も3分半から16分までの5種類となり、目的や時間に応じて多彩な選択、組み合わせが可能となり、多様なニーズに応えることのできる健康体操のシリーズとして完成した。 22年度に制作した3バージョンの映像を収録、編集してDVDの第3弾に当たる「阿波踊り体操VOL.3」を制作。これは今後、徳島県における健康増進施策の中で活用されることとなった。 また、阿波踊り体操を取り入れたダイエットプログラムを阿波踊り未経験者(東京在住)を対象に実施した。平均年齢50歳の19名から5ヶ月後に回答を得た。56%が「楽しく行えた」と回答し、67%が「阿波踊りが少しできるようになった」と回答した。ウォーキングとの組み合わせにより83%が「運動量が増えた」と回答し、体重は2.76kg有意に減少した。阿波踊りの経験のない人にも有効なプログラムとなることが示唆された。 ボランティアリーダーの組織作りにも取り組み、「阿波踊り体操リーダー連絡協議会」を発足させ、全体会を開催し、登録事業を開始した。 また、成果発表用のWEBサイト「That's阿波踊り体操」も随時更新した。
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Research Products
(2 results)