2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20500603
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
柴田 真志 University of Hyogo, 看護学部, 教授 (00254467)
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Keywords | 体温 / サーカディアンリズム / 児童 / メラトニン / 身体活動量 |
Research Abstract |
本研究の本年度の目的は、小学生児童の体温日内変動(口腔内舌下温)と就寝時唾液メラトニン量および身体活動量(歩数)を測定し、それらの変動や関連について、9月を基準に年間を通して追跡することであった。 6月に本学部研究倫理委員会で承認を得られた後、年間を通して測定に協力してもらえる小学校を探し調整を進めたところ、年度をまたいで1年間測定するとクラスや担任も変わることから、協力が非常に困難である旨、現場から意見をいただいた。それに伴って、本年度は文献検討および協力校の選定を主に行い、次年度の測定実施にむけた準備期間とした。そして、学校長および教育委員会と調整を進め、協力校を2校選定した。1校は、年間を通じて学校行事として身体活動増加に取り組んでいる小学校であり、もう1校は一般的な小学校である。両校の比較によって、身体活動量の増加が体温変動や就寝時メラトニン分泌量に及ぼす影響について検討できるものと考えられた。
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