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2008 Fiscal Year Annual Research Report

テトラスパニンウェッブ依存性細胞接着におけるメカニカルストレス受容

Research Project

Project/Area Number 20500612
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

野村 純  Chiba University, 教育学部, 准教授 (30252886)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉田 克生  千葉大学, 教育学部, 教授 (40211304)
吉本 信也  千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (90220748)
Keywordsテトラスパニンウェッブ( / メカニカルストレス / インテグリン / 足場依存性 / 細胞接着 / シグナル伝達 / 細胞形態 / 進展培養
Research Abstract

メカニカルストレス受容に関しては細胞膜によるメカニカルストレス感受性イオンチャンネルや接着分子特にインテグリンとの関与が示唆されているが、まだ、その詳細については明らかにされていない。この点に関して我々が抗体パネルを用いて皮膚線維芽細胞の接着制御に関わる分子を検索した結果、テトラスパニンウェッブ構成分子を見出した。テトラスパニンウェッブはCD81、CD151、EWI-F等によって構成されており、その分子構成は細胞及び状況等により変動する可能性が示唆されている。我々はこのうち基底膜に強く発現するEWI-F/FPRPに着目し、その接着制御について解析している。テトラスパニンウェッブの細胞接着の制御機構の検討をおこなった。
今回、主要な目標はテトラスパニンウェッブのメカニカルストレス応答における役割とテトラスパニンウェッブを介する(が関与する)メカニカルストレスシグナルトランスダクションの意義を検討した。ノックダウン解析の結果、HeLa細胞においてはとくにEWI-Fが細胞の接着による形態形成に重要な役割を持つことを示唆する結果が得られた。また、メカニカルストレス負荷によりMAPKファミリー分子の発現誘導が起こることが示された。これらの結果を基にテトラスパニンウェッブと細胞機能の関連を解析していく。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] ケロイド由来皮膚線維芽細胞を用いたin vitro創傷治癒モデルにおけるメカニカルストレスの影響2008

    • Author(s)
      野村純
    • Journal Title

      第14回ケロイド・肥厚性瘢痕研究会記録集 14

      Pages: 10-14

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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