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2009 Fiscal Year Annual Research Report

メンタルヘルスとメタボリックシンドロームとの関連―血清BDNFと身体活動の役割

Research Project

Project/Area Number 20500638
Research InstitutionSt.Mary's College

Principal Investigator

西地 令子  St.Mary's College, 看護学部, 助教 (30413636)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 熊谷 秋三  九州大学, 健康科学センター, 教授 (80145193)
Keywordsメンタルヘルス / 脳由来神経栄養因子 / メタボリックシンドローム / 職業ストレス
Research Abstract

C企業社員20歳以上の400人を対象として、平成21年1月より健康診査時に、メンタルヘルスとメタボリックシンドローム(以下「MS」という)との関連性に関する研究を行っている。調査は、(1)基礎プロフィールー年齢、性、身体計測(身長、体重、腹囲)、既往歴、現病歴、生活習慣調査、経済・職種等、(2)血液一般検査(CBC、血糖値、HbA1C、TC,HDL-C,TG、LDL-C等)(3)インスリン濃度HOMA-R(4)血清アディポネクチン、(5)血清BDNF検査、血中コルチゾール検査、(6)メンタル検査:GHQ心理検査、職業性簡易ストレス尺度検査、CES-D、睡眠調査等を実施した。平成20年度の調査同意「者355人(分析可能:347人)のうち、MSリスク因子を2つ以上持つものは、これまでの研究成果と同様、男性で37.6%、女性6%、HOMA-R、血清BDNFレベル、血清アディポネクチンレベルに顕著な男女差が認められた。一方、MSとメンタルヘルスとの間には明白な関連性は見出されていないが、女性において、睡眠障害があるものはないものと比較して血清BDNFレベルが有意に低いことが認められた。しかし、男性には有意な差は認められなかった。さらに、MS(2個以上リスク)のオッズ比は睡眠障害あるものは正常なものに比べ、約2倍のリスクになることも見出された。今後は、平成22年1月健診結果(現在分析中)追跡調査の分析により、更なるメンタルヘルスとMSとの関連性の検証を行う。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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