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2009 Fiscal Year Annual Research Report

電磁波遮蔽衣服の設計と着装シミュレーション実験方法の確立

Research Project

Project/Area Number 20500671
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

甲斐 今日子  Saga University, 文化教育学部, 教授 (10194656)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中村 聡  佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (30274567)
Keywords電磁波遮蔽布 / 擬似生体 / シールド試験 / 電磁波防護商品
Research Abstract

本研究では、心臓ペースメーカー使用者のための電磁波遮蔽衣服の開発を行うとともに、電磁波の健康への影響を予防するための電磁波遮蔽衣服の設計に必要な疑似生体と着装シミュレーション実験方法の確立を目的としている。
電磁波遮蔽布の開発は進んでおり、すでに数社より電磁波OAエプロン等の衣服が発売されている。そのシールド性についても先行研究がある。しかしながら、電磁波遮蔽布のシールド性実験方法は統一されておらず、着装実験においても充填物のない空洞のボディや0.5%塩化ナトリウム液で満たした疑似生体が使用されている。それでは着装シミュレーション実験としては不十分であると考え本研究を行う。平成20年度は、(1)内容物を決定後、アクリル製のボディで疑似生体を試作し、受信アンテナの固定位置を決定した。(2)試作品を疑似生体に着装させて電磁波シールド性の実験を実施した。
平成21年度は、20年度に完成させた疑似生体を用いて追加実験を実施し、衣服の着丈を長くするべきであることを結論付けた。また、電磁波防護を唱っている商品の遮蔽効果について、疑似生体を用いた方法で検証を行った。平成21年6月、10月、平成22年3月に成果を学会にて報告した。
平成22年度は、ペースメーカーのリードを用いて遮蔽実験を実施し、ペースメーカー使用者のための電磁波遮蔽ベストを完成させる。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010 2009

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] マイクロ波測定用の疑似人体模型とアンテナ設計2010

    • Author(s)
      中村聡, 安藤麻希子, 甲斐今日子
    • Organizer
      日本物理学会
    • Place of Presentation
      岡山(岡山大学)
    • Year and Date
      20100320-20100323
  • [Presentation] 電磁波遮蔽衣服の設計と着装シミュレーション実験方法の確立2009

    • Author(s)
      甲斐今日子, 安藤麻希子, 澤山暢, 中村聡
    • Organizer
      日本繊維製品消費科学会
    • Place of Presentation
      京都(京都女子大学)
    • Year and Date
      20090613-20090614
  • [Presentation] 電磁波環境における電磁波関連商品の現状と課題2009

    • Author(s)
      澤山暢, 甲斐今日子, 中村聡
    • Organizer
      日本家政学会九州支部大会
    • Place of Presentation
      佐賀(西九州大学)
    • Year and Date
      2009-10-17

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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