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2010 Fiscal Year Annual Research Report

バイオマーカーを用いた写真撮影法による食事評価の妥当性とその応用

Research Project

Project/Area Number 20500738
Research InstitutionCollege of Tokyo University of Agriculture

Principal Investigator

石原 淳子  東京農業大学, 短期大学部, 准教授 (30415509)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岩崎 基  国立がんセンター, がん・予防・検診研究センター予防部, 室長 (60392338)
Keywords食事評価 / 栄養疫学 / 栄養学 / 撮影法 / 秤量法 / 生態指標 / 料理データ
Research Abstract

本研究では、食事の際撮影された画像データをもとに、栄養士が推定した食品・栄養素摂取量を、生体指標および秤量法食事記録法などによって推定された摂取量と比較することによって、写真撮影法による食品・栄養素摂取量の妥当性を検討することを目的とした。さらに収集された料理の画像と、食事記録によって材料名と重量が明らかになった料理のデータを併せ持ったデータベースを構築し、食事調査への応用方法を検討することを目的とした。
写真撮影法による食事評価の妥当性については、多くの栄養素や食品群において、順位付けの精度は比較的高いものの、食塩や調味料類など味付けについては正確な推定が困難であることが明らかになった。また、順位付けの精度が高くても、絶対値の推定が困難な食品群があり、写真撮影法による絶対値推定には注意が必要であることが明らかになった。
料理データベース構築に関しては、秤量法食事記録出現の料理について、料理の種類毎に料理名、主・副材料および調理法によって料理コードを充当した。料理コードは、先行研究において岩手県住民の秤量法食事記録をもとに作成された料理とその構成食品から成るデータベースのコードを用い、料理単位の食品構成に基づく成分表により、対象者毎の食品群及びエネルギー・栄養素摂取量計算を行った。
先行研究の開発対象地域内においては、料理単位のデータベースを用いて摂取量推定を行うこと(料理単位法)の妥当性が検討されているが、本研究ではこのデータベースを外部集団に応用し、料理単位法で摂取量を推定することの妥当性を検討した。その結果、料理単位法によって推定された多くの食品群・栄養素等摂取量の精度は高いという結果が得られた。これは食事調査における料理単位法の有用性及び他集団に対する適用可能性を示唆するものと考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 料理単位による食品群・栄養素等摂取量推定の妥当性の検討2010

    • Author(s)
      鬼頭久美子
    • Organizer
      第57回日本栄養改善学会学術総会
    • Place of Presentation
      女子栄養大学(埼玉県)
    • Year and Date
      2010-09-11

URL: 

Published: 2012-07-19  

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