2010 Fiscal Year Annual Research Report
理科教員養成に資する化学教育実験の実践的研究-マイクロスケール実験の普及-
Project/Area Number |
20500753
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
芝原 寛泰 京都教育大学, 教育学部, 教授 (60144408)
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Keywords | マイクロスケール実験 / 授業実践 / 理科教育 / 教員養成 / 教材実験 / 個別実験 / 化学実験 |
Research Abstract |
H22年度(H22.4~H23.3)に新たに作製あるいは改良した教材は「反応速度(時計反応)」「パックテスト容器を用いた電気分解・電池の実験」「混合物の分離実験(ろ過・抽出・蒸留・ペーパークロマトグラフィー」「DNAの抽出」「糖の性質(銀鏡反応、フェーリング液の還元反応)」などである H22年度は以下に示す授業実践及び実験講座等を行った.いずれも開発した教材の実用性について検証するのに必要な成果をえる事ができた 授業実践、実験講座等など(計9件) 1) 2010年8月1日:私立京都女子中学校にて中学2年生80名を対象に実験授業「水溶液のなかまわけをしよう」を実施2) 2010年9月4日:朱雀中学校にて第14回ミニ「青少年のための科学の祭典」に参加・出展 3) 2010年9月24日:私立華頂女子中学校にて中学2年生50名を対象に実験授業「水溶液のなかまわけをしよう」を実施 4) 2010年10月4日:京都府立桃山高校にてSSH特別授業(マイクロスケールを利用した化学実験)を実施 5) 2010年10月8日:京都府福知山市立三和中学校にて中学2年生34名を対象に特別授業(マイクロスケールによる化学実験)を実施(SPP事業) 6) 2010年10月29日:大阪府立春日丘高校1年生20名を対象に模擬授業(マイクロスケール実験の体験-砂糖とブドウ糖の違いを確かめようー)を実施 7) 2010年11月3,4日:京都市青少年科学センターにて「青少年のための科学の祭典」に参加・出展 8) 2010年11月29日:本学附属高校にて高校3年生2クラス65名を対象に実験授業「糖類の化学的性質」を実施 9) 2010年12月3日:福井大学にて集中講義(化学特講I)の形で「環境問題を配慮した化学実験-マイクロスケール実験の体験講座-」を実施。受講生約20名
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Research Products
(15 results)