2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20500764
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
岡本 延美 Kanazawa Institute of Technology, 基礎教育部, 教授 (00387341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 信夫 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (80367440)
長谷川 勉 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20387343)
古田 茂樹 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (00410291)
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Keywords | 職種・職務 / 技術者像 / 職業マップ |
Research Abstract |
理工系大学に入学してくる学生のほとんどは、将来への明確な希望や目標を持っていないことが、導入教育の授業で明らかになってきた。学生が将来就くであろう技術者像がはっきりしていないことがその原因と考え、その解決のために企業で技術者が具体的に担当している仕事と職種・職務を説明する仕組みづくりとして、本研究を実行している。 まず、前提として職種・職務を以下のように定義した。 (1)仕事:広く職業一般(例:機械技術者)のことを指す (2)職種:仕事を構成する種類(例:開発・設計・営業等)と定義する (3)職務:担当する職種の具体的な役割・役目(例:生産設備設計等)と定義する。 本研究の特徴は、学生が今所属している学科を卒業するとどのような業界に就職してどのような仕事(職種・職務)に就くかを検索できるルートと、また同じくどのような技術者として社会で活躍することになるのかを検索できるルートおよびそれぞれの業界で活躍している技術者の具体例を検索できるルートを設けて、学生諸君が欲しい情報をいろいろな角度から探すことができるように情報を階層化している点である。そしてどのルートも最終的には上記の職種・職務が検索できるようになっている。ここでは技術者の分類基準を「技術士会」また業界の分類基準を総務省「日本標準産業分類」を参考にしている。 上記のような職業検索の仕組みは、厚生労働省や総務省などの公的機関や就職情報会社等からも紹介されているが、ここではこうした仕組みを体系化して学生が欲しい情報を、一元化することを目指している。対象とする技術者の種類は多いため、本年度は機械技術者、情報技術者および化学技術者に焦点を絞りその検索システムの構築に重点を注いだ結果、各方面の有識者の協力を得ながら基本となるデータベースができあがった。また公開手段としての検索用ホームページのプロトタイプの提案も行っている。
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Research Products
(2 results)