2008 Fiscal Year Annual Research Report
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20500785
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| Research Institution | Aoyama Gakuin University |
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Principal Investigator |
松本 俊之 Aoyama Gakuin University, 理工学部, 准教授 (20365026)
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| Keywords | 環境教育 / 教育工学 |
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| Research Abstract |
多くの環境問題に直面している人類にとって、個人の環境に対する意識を向上させるための環境教育を充実させることが必要である。そこで本課題では、経営工学や教育工学の観点から総合的に整理して、楽しみながら実施できるゲーム形式の環境教育システムを開発することを目的としている。
本年度は、(1)経済活動と環境問題の関係についての意識を向上させるための環境教育ゲームの開発、(2)ゴミ分別の正しい知識を習得するためのゴミ分別ゲームの開発を実施した。
(1)に関しては、先行研究の環境と経済の関係と環境問題全般の知識の向上を図るための“エコポリー"という環境教育ゲームを、ゲーム性やルールなどを改良して完成させた。これを“eco japan cup 2008"コンテストのカルチャー部門エココミュニケーション分野に応募し、「審査員応援賞」を受賞して、環境展示会“エコプロダクツ2008"で受賞作品の展示とデモを行った。本研究費により普及用の300セットのパーツを購入して作成中である。
(2)に関しては、先行研究の1つの自治体バージョンのゴミ分別ゲームをもとに、操作方法を簡単にし、幅広い年齢層に対応可能にし、いろいろな地方自治体のゴミ分別を実態調査し、簡単にゲームが作成できるようにインターフェースを改良してゴミ分別ゲームを完成させた。この内容を実践論文として教育システム情報学会に投稿中である。
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