2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20500785
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
松本 俊之 青山学院大学, 理工学部, 准教授 (20365026)
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Keywords | 環境教育 / 教育工学 |
Research Abstract |
多くの環境問題に直面している人類にとって、個人の環境に対する意識を向上させるための環境教育を充実させることが必要である。そこで本課題では、経営工学や教育工学の観点から総合的に整理して、楽しみながら実施できるゲーム形式の環境教育システムを開発することを目的としている。 本年度は本研究の最終年度であり、昨年度までに開発した環境教育システムに関して1.環境教育ゲーム・エコポリーの発展版を学会発表し、2.環境教育ゲーム・ごみ分別ゲームを小学校で実施し、3.これまでの成果を一般社会人向けに講演会を実施した。 1.に関しては、これまで学会での発表と論文投稿を継続しており、"環境と経済のバランスを教育するためのゲームの改良"と題して平成22年度日本経営工学会秋季研究大会で発表した。 2.に関しては、東京都目黒区立田道小学校の4年生2クラス計50名を対象に、前年度までに開発してきたゴミ分別に関する教育を平成22年7月5日に実施した。この教育システムは教育資料、ボードゲーム、コンピュータゲームが揃って完成しており、現在までに計4校の小学校で実施されており、今後も継続して実施する予定である。 3.に関しては、「目黒区生涯学習インストラクターの会」の乃村晃氏の企画によって、"エコセミナー:環境啓発活動を地域で盛り上げるには(一環境教育の考え方・進め方一)"を平成22年10月2日・9日の2日間にわたって目黒区緑が丘文化会館にて一般社会人向けに講演会を実施した。
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