2010 Fiscal Year Annual Research Report
OSS技術教育の基盤整備と支援システムに関する研究
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20500845
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| Research Institution | Takushoku University |
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Principal Investigator |
佐々木 整 拓殖大学, 工学部, 准教授 (80276675)
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| Keywords | 技術教育 / 学習環境 / 拡張現実 / twitter |
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| Research Abstract |
本年度は学生の能力に応じた学習支援について、ICTの利活用をもとに検討を行った。具体的には、まずはWebベースの教材提示によるブレンディッドラーニングの現状を調査、分析することで、本学のe-Educationの理念に基づく支援方法を開発すること目指した。
その具体的な内容として、1つは拡張現実(AR)技術を利用した新しいeラーニングコンテンツの試作を行った。このコンテンツによって、学生が実際に見ている機器や画面の上にヒントや開設などの教授内容を重畳して提示することができるようになった。さらにこのコンテンツはWeb部あう座乗で動作するので従来のeラーニングコンテンツにそのまま組み込むことができる。ただし、授業での利用を想定した評価実験を東北学院大学にて実施する予定であったが、東北大地震の影響でこの作業は中断しており、実践的な評価を行うには至らなかった。
また、技術教育で一般的に使われる用語(専門用語)のDBを作成するとともに、マイクロブログとして有名なtwitterを用いて検索や登録のための仕組みを開発した。学習者はDBを意識することなく、しかも普段自分が使い慣れている携帯端末(ゲームや携帯電話など)で、調べたい単語を入力したり、Firefoxの拡張機能を使うことでWebブラウザから直接用語を調べることができるようにした。また、教員による新規登録や更新も同様にtwitterクライアントから簡単に行えるようにした。これらの研究成果は国内外の教育工学に関する国際会議(CACS2010,IETEC2011など)、研究会(電子情報通信学会教育工学研究会など)、全国大会(日本教育工学会、教育システム情報学会など)で報告をした。
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