2009 Fiscal Year Annual Research Report
教育の質保証・国際標準化に即したeラーニング実践ガイドの策定と普及
Project/Area Number |
20500865
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Research Institution | Bukkyo University |
Principal Investigator |
篠原 正典 Bukkyo University, 教育学部, 教授 (60392289)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲林 清 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 教授 (20462765)
青木 久美子 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 准教授 (90392290)
尾崎 史郎 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 教授 (50415460)
葉田 善章 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 准教授 (00392291)
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Keywords | eラーニング / 実践ガイドブック / 学習管理システム / 国際標準化 / 著作権 / eラーニングの質保証 / 学習活動管理システム |
Research Abstract |
本研究は、「高等教育機関における質の高い教育やFD(Faculty Development)の推進」を目指し、組織的なeラーニングの実践およびeラーニングの効果的な活用に役立つ実践ガイドブックを策定するものである。これまでに、(1)学習支援・管理システムなどの学習環境、(2)教材開発や授業設計・実践、(3)支援体制などの組織体制、(4)学習成果の評価、(5)著作権問題、(6)国際標準化などeラーニングの実践において重要となる観点から第1次ガイドブックを策定し、放送大学ICT活用遠隔教育センターのサーバから一般公開してきた。 本年度は、これらの内容に対して新たな追加を行い、内容の充実と情報の最新化のために、下記の研究を重点的に進めた。 (1)世界的に利用拡大が進むLAMS(Learning Activity Management System)の利用と実際の大学授業への応用 (2)電子黒板の利用実践 (3)協調学習、コミュニケーション学習を支援するWeb上の有用ツールの利用マニュアル化 (4)対面授業へのeラーニングの併用による効果的な教育の実践 (5)ガイドブックの内容の研修による大学への普及(特に著作権) など、実際に研究代表者および分担者がシステムを利用した教育実践による効果を検証しながら、その内容をガイドブックにまとめてしていくことを進めた。現在、これらの成果の一部を学会等で発表するとともに、ツール利用のマニュアル化と、実証実験の効果検証による効果的なeラーニングの利用法の成果をまとめているところである。これらの結果を次年度ガイドブックに掲載していく予定である。
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