2008 Fiscal Year Annual Research Report
内因性血管新生阻害物質活性化を標的とした天然由来新規抗がんリード化合物の創製
Project/Area Number |
20510209
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Research Institution | Hyogo University of Health Sciences |
Principal Investigator |
青木 俊二 Hyogo University of Health Sciences, 薬学部, 教授 (60252699)
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Keywords | 内因性血管新生阻害因子 / プロモーター活性化 / thrombospondin-1 / ヒト齊帯静脈血管内皮細胞 / 腫瘍血管新生 |
Research Abstract |
本研究では,endostatinやangiostatin, thrombospondinといった内因性血管新生阻害因子に着目し,これら因子の発現をがん細胞や血管内皮細胞自身において高めることができる天然由来の「内因性血管新生阻害因子プロモーター活性化物質」の探索を試みた。ホスト細胞に内因性血管新生阻害因子であるthrombospondin-1遺伝子のpromoter領域を融合したluciferaseレポータープラスミドを導入・安定発現させた遺伝子改変細胞の樹立を試みたが、安定発現株の樹立には至らなかった。一方、ヒト齊帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)とヒト咽頭上皮がん細胞(KB)やヒト慢性骨髄性白血病細胞(K 562)など数種の由来の異なるがん細胞を用いて増殖抑制試験を行いHUVECに対して選択的に増殖抑制効果を示す化合物の探索法を用いてスクリーニングし、生薬の抽出エキスライブラリーから数種のエキスに活性を見いだし、試験の結果を指標に分画精製を行った。
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Research Products
(2 results)