2008 Fiscal Year Annual Research Report
日本の創作バレエ作家に関するドキュメンテーションとアーカイブ化-佐多達枝を中心に
Project/Area Number |
20520118
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
中村 美奈子 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (20345408)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芝野 耕司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (50216024)
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Keywords | 日本近代創作バレエ / ドキュメンテーション / アーカイブ / 佐多達枝 / 舞踊譜 |
Research Abstract |
本研究は日本を代表する創作バレエ作家(振付家)の一人として佐多達枝を取り上げ、佐多氏本人の積極的な協力の下に、その作品と関連資料の、再演を目的としたドキュメンテーション(舞踊記譜法による記述を含む)を行いアーカイブ化し、海外に向けて発信していくことを目的とする。また、その過程を通じて、これまで日本で試みられていない日本人近現代の創作バレエの作家に関するアーカイブの基盤を構築、日本の近代創作バレエの特質についても考察を行う。 本研究の特徴は、作品の映像記録だけではなく、振付の過程であるリハーサル映像の記録、舞踊のスコア(舞踊譜)、作家へのインタビュー記録などの多様なデータを含む、再演を目的とした新しいタイプのアーカイブ構築を行う点である。 本年度は、初年度であり、研究計画に沿って、「庭園」の舞台映像、リハーサル映像の作成などのデータ作成作業を中心に行った。映像の撮影については、研究協力者に委託した。また、平成19年度に映像撮影を行った作品「ソネット」をリハーサル映像および佐多ノートを元に、舞踊譜Labanotationへの採譜を開始し、平成19年度に収集した資料を基に、データベース構築プランに関する検討を行った。 また、舞踊記録学会(Movement and Dance in Global Perspective An International Conference 2008年7月香港にて開催)における研究発表、および資料収集を行うとともに、国内の学会(アートドキュメンテーション学会)においても情報収集を行った。
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Research Products
(1 results)