2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20520148
|
Research Institution | Sojo University |
Principal Investigator |
星加 民雄 Sojo University, 工学部, 准教授 (10331068)
|
Keywords | 動きの錯視 / 公共空間 / シンボルサイン / 表現効果 / 見て触って楽しめるアート / 遊び心 / ハンプ / 視点距離 |
Research Abstract |
1.動きの錯視を含めた錯視の公共空間への活用事例の海外での調査を行った。ストックホルムを中心とした屋外のシンボルサイン、およびフィンランド国内全域に広がるロータリー形式の交差点を中心に、速度抑制を目的とした錯視的ハンプの視覚システムと各地域のシンボルサインについて現地の研究者との協力の下で調査を行った 2.まもなく開通する新幹線向けの大型シンボルサインとして、動きの錯視の遠距離(視点距離50メートル前後)表現を目的にした縮小モデルによるシミュレーション、ならびに角速度等を考慮した新幹線走行速度と対応する表現効果の理論的検証作業を行った(継続中)。 3.「見て触って楽しめるアート」をコンセプトとする錯視効果のおもしろさと触って楽しめる野外向けの遊び心を兼ね備えた作品制作に向けて、これまでの研究に素材と構造上の工夫を加えた実物大部分モデルの制作、および屋外の空間を想定した東京都美術館のオープン空間での公開実験のための制作を行った。 ○横長7メートルの作品の展示および表現効果の検証。 開催場所:東京都美術館新企画室(吹き抜けオープンスペース) 開催時期:4月23日〜5月7日
|