2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20520148
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Research Institution | Sojo University |
Principal Investigator |
星加 民雄 崇城大学, 工学部, 准教授 (10331068)
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Keywords | 動きの錯視 / 公共空間 / 動くシンボルサイン / 錯視効果 / 見て触って楽しめるアート / 交通システム / ハンプ / イメージハンプ |
Research Abstract |
これまでの研究成果の論文としてのまとめとして、専門書(共著)「アートとデザインの構成学」第8章「動きの錯視/騙される眼と視覚トリックのエッセンス」pp.94~111のうち、本研究の主テーマである公共空間への活用の事例報告と可能性に関する内容をpp.104~111に掲載した。主な掲載内容は、動きの錯視の公共空間への活用をテーマに取り組んできた研究のひとつである「見て触って楽しめるアート」の東京都美術館、福岡アジア美術館での公開実験ならびに「動くシンボルサイン」の公開実験(10m幅の大型サイン「SOJO」)から九州新幹線の開通に合わせ取り組んでいる表現要素の実験的研究等、電車の乗客を対象にしたユニークで動いて見えるシンボルサインの応用可能なエッセンスについて掲載した。また日本基礎造形学会論文集・作品集「基礎造形019」では、錯視効果を交通システムに活用し、交通事故抑制を目的とする論文として「イメージハンプにおける錯視効果の可能性に関する検証」を投稿しpp.21~24に掲載、また報告論文では、眼球運動に伴う動きの錯視をテーマとする「カッティングプロッタを利用したオプティカルアート(2)を投稿し、pp.50~51に掲載した。
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Research Products
(5 results)