2012 Fiscal Year Annual Research Report
〈9・11〉以降における現代アメリカ演劇の比較演劇学的研究
Project/Area Number |
20520212
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
内野 儀 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (40168711)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | アメリカ演劇 / パフォーマンス研究 / 舞台芸術 / 現代演劇 / アメリカ研究 |
Research Abstract |
本年度も引き続き、「〈9・11〉以降の現代アメリカ演劇の実態の把握」という観点から、ニューヨークとロスアンジェルスという東海岸と西海岸の演劇の拠点都市と、アメリカ合衆国各地に存在するリージョナル・シアターにおける演劇実践を具体的な研究対象とし、該当する演劇についての基本図書、すなわち現代アメリカ演劇関係の研究書や演劇を扱ったさまざまな雑資料(新聞、大衆雑誌をめた諸雑誌)の収集を行った。また、本研究のもう一つの重要なテーマである「〈9・11〉以降」をめぐる欧米ならびに日本における思想状況を把握するため、多様な学問領域における基本図書を収集・通読した。その場合、批評理論にかかわる諸文献――ポスト構造主義、フェミニズム、ポストコロニアリズム、カルチュラル・スタディーズ等々――と、テロリズムやグローバリゼーションをめぐる思想・哲学系の書物が資料収集の中心とした。さらに、演劇の場合、活字メディアだけを見ても、そこから得られるものは限られることが想定されるので、活字メディア以外の演劇実践に関係する映像資料も可能なかぎり収集した。また京都造形芸術大学付属舞台芸術研究センターに出張して、センターの関係者と研究についての打ち合わせを引き続き行った。こうして収集した資料はかなり膨大な量になると考えられるので、パーソナル・コンピュータを用いてその資料の整理を行なった。本研究は最終年度にあたるので、年度末に向かって成果を報告書として現在、まとめているところである。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)