2009 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル化時代における文化の混淆の行方―文学、芸術の変容の日豪比較
Project/Area Number |
20520260
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
有満 保江 Doshisha University, 言語文化教育研究センター, 教授 (20097075)
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Keywords | グローバリゼーション / アイデンティティ / 文化の混淆 / ネーション / 文学 / ディアスポラ |
Research Abstract |
平成20年度~平成21年度にかけての研究成果。 *研究実施計画にある文学の変容の日豪比較についての論文を、論文集に発表。 「グローバル化社会における文学の変容-多文化社会オーストラリアと小説の役割」『イギリス小説の愉しみ』塩谷清人・富山太佳夫編(音羽書房鶴見書店、2009年6月) *Innsbruck Symposium on "Racism, Slavery, and Literature" organized at Innsbruck in Dec.2008の発表論文のproceedingsが出版予定。タイトル:"Nation and Literature : Literary Possibilities in a Multicultural Society" International Symposium on Racism, Slavery, and Literature, (Innsbruck University, Austria) *公開講演会を主催(2009年6月27日):ガッサン・ハージ(メルボルン大学)、テッサ・モーリスースズキ(ANU)、塩原良和(慶応大学)を招聘しシンポジウムを主催。シンポジウムのテーマ:「人種主義、植民地主義、多文化主義のポリティクスーオーストラリアと日本の経験」 *公開講演会を主催(2009年7月15日):ディヴィッド・ロウ氏(ディーキン大学)を招聘し校見解を主催。演題:「アジア・パシフィック地域におけるナショナリズム、脱植民地、そして冷戦」 *公開講演会を主催(2009年12月5日):クリストス・ッィオルカス氏を招聘し講演会を主催。講演の演題:「オーストラリアン・サバービアーグローバライゼイションのなかの多様性と均質性」 *2010年3月19日、オーストラリアのWollongong, Wollongong大学、CAPSTRANS Seminarに招聘される。講演の演題:"The Transformation of Literature in a Globalizing Society"
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
塩谷清人・富山太佳夫編(有満保江)
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Journal Title
イギリス小説の愉しみ(のうち「グローバル化社会における文学の変容-多文化社会オーストラリアと小説の役割」を執筆担当)(音羽書房鶴見書店)
Pages: 420-442
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