2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
On "Aesthetic" and Language in German Literature about 1800
Project/Area Number |
20520286
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
European literature (English literature excluded)
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
KAMEI Hajime Osaka Kyoiku University, 教育学部, 准教授 (00242793)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 文学論 / アレゴリー / アラベスク / ドイツ啓蒙主義 / ジャン・パウル / J・G・ヘルダー / K・Ph・モーリッツ / H・v・クライスト |
Research Abstract |
(1)1800年前後のドイツ文学テクストにおいて、感覚、感性の言い表しがたさがどのように言語化されるのかを分析する。 (2)感覚や感性の伝達不可能性、ないしは、共有不可能性が意識化されてくる歴史的状況を具体的に再現する。 (3)調査にあたって、「感覚的なもの」、「難解さ」、「理解しえないもの」についての一般的な理論を参照する。 (4)特に以下の観点を中心に研究を進める。 (1)ジャン・パウルの比喩表現 (2)ヘルダーのバウムガルテン研究と『カリゴーネ』 (3)モーリッツの経験心理学 (4)クライストの性格描写
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Research Products
(5 results)